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2018年6月6日 臨時増刊号 

ブックフェアのお知らせ

青山ブックセンター六本木店
工作舎からはじまる3冊、松岡正剛フェア等

◆惜しまれつつ6月25日で閉店する青山ブックセンター(ABC)六本木店。最後のフェアの一つ「編集する読書術」が5月26日よりはじまりました。「工作舎からはじまる3冊」「松岡正剛フェア」「ABC歴代棚担当が選ぶ3冊」の3つのフェアから成り、店内各所で展開されています。店内をぐるりと巡って、切り口の異なる選書をお楽しみください。

「工作舎からはじまる3冊」
入口を入って右手、レジの横で開催中。杉浦康平、松岡正剛、四方田犬彦、山本貴光、松田行正、倉谷滋 各氏6名の識者、ABCスタッフ有志、工作舎スタッフが、工作舎本の関連図書2冊を選び、その3冊をまとめるキャッチコピーをつけました。選書リストの小冊子も配布中。

「松岡正剛フェア」
角川ソフィア文庫『千夜千冊エディション』新刊2冊に収録された本で展開する「千夜千冊篇」と、「遊学する365冊篇」に分かれます。後者は『遊 特集:読む』(1981年)の「松岡正剛が選ぶ365冊の遊学」より現在入手可能な本を中心に大展開。書籍化計画など詳細はこちらへ

◆階段をのぼり切った先には「ABC歴代棚担当が選ぶ3冊」。思いのこもったコメントは必読。
その他にもさまざまなフェアが開催中ですので、ぜひお出かけください。「編集する読書術」全体の紹介はこちらへ


イベントのお知らせ

東京で『Ibasyo』刊行記念展覧会

◆東京・京橋のTokyo Institute of Photography にて、岡原功祐展 「Ibasyo 自傷する少女たち“存在の証明”」開催(6月6日〜7月1日)。神戸・Mirage Galleryで好評だった、本の世界を表現する展覧会です。撮影から14年に渡る少女たちとの歩み、世界中を旅した手製の貸本プロジェクトを経て、出版に至るプロセスを展示。6月9日(土)18時からは岡原さんによるイベントも。詳細は Tokyo Institute of Photography へ

『Ibasyo』は、5月12日付朝日新聞読書面の野矢茂樹氏による書評が大反響。高校図書館からの注文が目立ちます。また、5月19日付産経新聞でも書評していただきました。


kousakusha TOPICS

◆web連載「ライプニッツ通信II」第36回 懐かしのライプニッツ・ビスケットを更新。担当編集の十川治江が第I期の編集の思い出を綴ります。柔和ながら鋭い眼光でじっとこちらを見据え、「本当に完遂するのでしょうね」と念を押された下村寅太郎先生、赤坂の山本信先生のお宅で出合ったバールセン社のライプニッツ・ビスケットなど。

◆web連載「ルネサンス・バロックのブックガイド」は、第13回 山田俊弘『ジオコスモスの変容 デカルトからライプニッツまでの地球論』(勁草書房)を在野の勉強家、紺野正武さんが、第14回『ピカトリクス 中世星辰魔術集成』(八坂書房)を翻訳者の大橋喜之さん自らが紹介します。

【編集後記】ABC六本木店の閉店ニュースにショックが続いています。青山本店に統合されるとはいえ、六本木店は特別な存在でした。「ABC歴代棚担当が選ぶ3冊」に『アジアの形を読む』を選んでくださった元店長・稲葉恵一さんのコメントに涙。
◆6月4日発売の「AERA」に「さようならABC六本木」と惜しむ声が掲載されています。「トントンと小気味よく階段を上がっていくあの特異な3階構造。いわゆるセレクト書店のはしりともいえる考え抜かれた棚…」。あの空間に佇むことができるのも6月25日まで。行かなくては!(岩下)