ライプニッツ著作集 第I期 新装版
[2]数学論・数学
■G・W・ライプニッツ
■下村寅太郎+山本 信+中村幸四郎+原 亨吉=監修
■原 亨吉+佐々木 力+三浦伸夫+馬場 郁+斎藤 憲+安藤正人+倉田 隆=訳・解説
■A5判上製 400頁+手稿8頁 定価 本体12000円+税
■2019年7月25日刊行
『普遍数学』の思想的背景から微積分の創始、ホイヘンスやニュートンとの交渉まで、時代の最先端を切り拓いた数学精神のダイナミズムを編む。『数学の形而上学的基礎』『無限算へのアプローチ』『極大・極小ならびに接線を求める新しい方法』『ニュートンへの手紙』。
●●●担当編集者より●●●
第I期『ライプニッツ著作集』新装復刊第6弾は、ライプニッツの数学精神の粋を集成した2『数学論・数学』。
「数学論」には、正しく判断し発見するための普遍学の確立に生涯をささげたライプニッツの思想的エッセンスを示す3論考を収載。
「数学」には、パリに出て、いきなり当時の最先端の数学的テーマと格闘することとなったライプニッツの緊迫感あふれる発見プロセスを集成。数学の新しい方法を求めてホイヘンスやニュートンと手紙を通して学問的交流を重ねることのできた幸福な日々のドキュメントです。(十川治江)