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Chapter1 知のダイナミクス
知の組織的な創造
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02
03
04
05

06
07
知識創造企業
SECIモデル

ナレッジマネジメント
グループウェア
コミュニティウェア
アウェアネス支援
知の戦略的な活用
  08
09
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12
13
技術経営
企業の技術戦略
知識資産
テクノストック
テクノプロデューサー
情報システム企画
方法論
社会システムとしての知識
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18
101
102
産業競争力
知的財産権
社会資本
知識創造自治体
政策知
人間力革新
新産業創出

Chapter2 知のエレメントChapter3 知のメソドロジーChapter4 知のエンジン
 
企業やコミュニティの活動の本質は、
知識の創造、活用、蓄積からなるダイナミックなプロセスである。
しかし、この本質は、われわれの目には見えないことがある。
知識は、科学の公式や製品の仕様書のように
書かれたものとしての形をとるばかりではなく、
言葉にはできない技能やものの見方、
あるいは慣習の中にも埋め込まれているからである。
知識科学は、そのような知識の重層的な構造を解明するとともに、
書かれざる知識に形を与え、
組織的に共有できるモデルをつくり、
さらには新しい知識を創造するメカニズムの構築を目指す。
それは、見えない本質に光を当て、
企業やコミュニティが未来を切り拓くための
変革の視座に立つことにほかならない。
  対応ARCHIVE
  ◎知の組織的な創造
90年代の初頭に流行したBPR(ビジネス・プロセス・リエンジニアリング)は業務プロセスの効率化を追求するあまり、組織の中に埋め込まれていた重要な知識を流出させ、コーポレート・アルツハイマーと呼ばれる現象をもたらした。このような問題を克服できる視座が知識創造の理論であり、その実践はナレッジ・マネジメントによって展開される。
  ◎知の戦略的な活用
経営資源としての情報の重要性は、すでに70年代に主張され、その流通はITの高度化と普及によって飛躍的に進展した。しかし、やがて企業は膨大な情報のフローが、かえって業務効率の低下につながるという「情報化のパラドックス」に気付くことになる。差し迫った経営課題は、情報のフローではなく、そのストックとしての知識を、いかに戦略的に活用するかである。
  ◎社会システムとしての知識
人や組織の行動を支え、その相互作用の基盤となる知識。それは、産業競争力や政策のパフォーマンスを規定する社会システムとしての側面を持っている。われわれが知識科学と名付けた変革の視座は、社会システムの全域に臨むパースペクティブを与える。
 
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