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  ARCHIVE目次

Chapter1 知のダイナミクスChapter2 知のエレメント Chapter3 知のメソドロジー
部分と全体をまたぐ
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32
33
システム方法論
ファジィモデル
カオス
複雑系
ラディカルな知の問い直し
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37
構成論的手法
ソフトシステム方法論
知識の体系化
科学計量学

Chapter4 知のエンジン
 

カオス、複雑系に代表される新しい学問は、
これまでの「知」のあり方全体も変えつつある。
システム的思考の成果を実感する8冊。
 
 
システム工学入門
あいまい問題への挑戦

寺野寿郎 著
共立出版 1985年
ISBN4-320-07099-2


日本人は独特の集団運営の方法を身につけており、「システム工学は日本人向きの方法論である」と主張し、日本的システム運営につきまとう「あいまいさ」を正面から取り上げたシステム工学の古典的名著である。(中森義輝)
 
 
ローレンツ
カオスのエッセンス


E・N・ローレンツ 著
杉山勝/杉山智子 訳
共立出版 1997年
ISBN4-320-00895-2


カオス発見者の一人ローレンツが、ピンボールやスキーといった身近な現象、そして、自身の専門である気象などを題材として、カオスの本質を分かりやすく語る。巻末には数学的な解説や参考文献リストもあり、より深くカオスを知りたい人へのガイドにもなるだろう。(橋本敬)
 
 
社会システム論
社会科学総合化の試み

公文俊平 著
日本経済新聞社 1978年


一般システム論とその中での社会システム論の位置付け、主体システム、主体間相互作用、複合主体の概念構成と進化のダイナミクスが論じられている。総合的対象の総合的研究を志す学生への教育プログラムを念頭に置いている。(中森義輝)
 
 
人工生命
改訂2版

有田隆也 著
医学出版 2002年
ISBN4-7578-0102-5


生命とは、創発とは、という根本的な問いから、生命・社会・言語の起源・進化まで、人工生命のホットなトピックを基礎から解説。本書は教科書として使えるように書かれた意欲的なもので、各章末には演習問題があり、自ら問いを深めるきっかけとなる。(橋本敬)
 
 
複雑系のカオス的シナリオ

金子邦彦/津田一郎 著
朝倉書店 1996年
ISBN4-254-10514-2

第一線の研究者が最先端の研究と展望をまとめた複雑系の研究書。複雑系研究がいかに従来の世界認識を変えるのかを、具体的な研究を通して知ることができる。かなり高度な内容であるが、第一章はすべての知識科学、あるいは、複雑系にかかわる人に読んでほしい。(橋本敬)
 
 
身体感覚を取り戻す
腰・ハラ文化の再生

NHKブックス 893
斎藤孝 著
日本放送出版協会 2000年
ISBN4-14-001893-3


ちょっと前までどこにでもあった人間風景の描写からはじまり、「型」に関する章を読むころには、型を持たない自分に気がつくだろう。人間の活動における「渾身」の重要性を再確認させる書である。(吉田武稔)
 
 
暗黙知の解剖
認知と社会のインターフェイス

福島真人 著
金子書房 2001年
ISBN4-7608-9512-4


内省、反省、自己観察の観点から暗黙知を論じている点は、組織的知識創造理論における内面化の議論と類似した考え方であり、暗黙知の本質に関する今後の議論の広がりを感じさせる書である。(吉田武稔)
 
 
工学知識のマネージメント

西田豊明/冨山哲男/
桐山孝司/武田英明 編
朝倉書店 1998年
ISBN4-254-20093-5


製品のライフサイクルに関する工学的知識をどのように記述、蓄積し、利用するかに関して技術の全貌を知るのに好適な一冊である。オントロジーを用いた方法も詳しく解説されている。(杉山公造)
 


 
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