topkeywordmaptextarchiveforumindex
 

Chapter1 知のダイナミクスChapter2 知のエレメント
知識とはなにか
  19
20
情報と知識
外在主義
知識の様々なかたち
  21
22
23
経験知/暗黙知
匠の知
土着の知
知識の表現
  24
25
26
状況意味論
情報デザイン
意味論
知識の伝達
  27
28
29
コミュニケーション
コーパス
インフォーマル
コミュニケーション

Chapter3 知のメソドロジー
Chapter4 知のエンジン
 
知識とは何か。
どのような種類があるのか。
いかに表現されるのか。
いかに伝達されるのか。
人工知能、認知科学、脳科学の成果を結集しても、
こうした疑問に対する最終的な答えはまだ出ていない。
知識とそれを取り巻く現象の体系的な理論はまだ存在しない。
だから、単なるキーワードとして、一時のはやり言葉として、
「知識」を終わらせないために、
知識のあらゆる実践の分析と、
そのメカニズムの体系的理解が要求されている。
本章は、知識科学の理論的側面を素描する述語集である。

  対応ARCHIVE
  ◎知識とはなにか
知識科学がとらえようとする対象の範囲を明らかにするためには、生産的な研究へとつながる「知識」の定義が必要である。現代の分析哲学は、古代ギリシャ以来の難問に答えることができるのか。
  ◎知識の様々なかたち
知識にはどのような種類があるのか。言表可能な、理論化された知識をはるかに超えた、広大な知識のスペクトラムを紹介し、知識科学がとらえようとする対象の複雑さと豊かさを明らかにする。
  ◎知識の表現
知識はいかに表現されるか。知識にかたちを与え、共有可能なものにすることを「表現」と呼ぶ。言語的、グラフ的、動的、静的など、さまざまな表現の形態と、表現される知識の「相性」を研究する表現の科学は、したがって、知識の科学の本質的な構成素である。
  ◎知識の伝達
知識はいかに伝達されるか。異なるエージェントの間で知識が共有されるインタラクティブな過程は、対面の音声対話をはじめとして、われわれの多くが日常的に行っている活動であるにもかかわらず、その詳細なメカニズムは解明されていない。このメカニズムの実証的な研究が、知識の科学に与える貢献は計り知れない。


 
  ▲page top